ごあいさつ

アイオーフォーラム2025春
開催にあたって

春寒の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、私たちアイオー信用金庫は、「DXフォーラム2022」、「DXフォーラム2023」に続き、今年度も「アイオーフォーラム2025春」を開催する運びとなりました。これもひとえに、皆さまのご支援ご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。

近年、地域経済を支える多くの中小企業の皆さまにおかれましては、円安に伴うエネルギーコストや材料費の高騰、人材確保難等、さまざまな経営課題に直面されているかと存じます。

さらに、2050年までのカーボンニュートラルの実現や、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減への取り組みを見える化する、いわゆる『カーボンフットプリント』といった脱炭素社会に向けた取り組みの推進が求められている状況であります。

これらの経営課題の解決にあたっては、経済的・技術的な負担が複合的に折り重なっている一方で、経営上の最重要課題としてSDGs・ESGを重要視する世界的風潮にいち早く順応することにより、企業価値優位性を高める変革のチャンスであると捉えることができます。

「アイオーフォーラム2025春」は、『~ミライをつくるDX 、脱炭素に向けて~』をメインテーマとし、中小企業の皆さまが抱えるさまざまな課題に対し、最新のDX・GX技術を活用した業務プロセスの効率化や省力化による脱炭素への取り組みを推進し、事業価値の向上と環境価値の向上を両立させる持続可能な経営体質が構築されることを期待し、開催する運びとなりました。

おかげさまをもちまして、今回は80を超える企業・団体様にご協力いただき、最先端のDX・GXの技術やサービスを存分に体感できる内容として提供いたしております。また、環境問題に積極的に取り組む堅達京子氏を招聘した基調講演や、学生の皆さまによる「DXと環境問題」をテーマにしたプレゼンテーションも企画いたしました。

ご来場企業の皆さまにおかれましては、最先端の技術・サービスの体験を通じ、新たな価値創造やサスティナブル社会の実現に向けたイノベーション創出の一助となれば幸いです。

アイオー信用金庫は、お客さまに寄り添い、地域から頼りにされ、一番に選ばれる「FIRST CALL BANK」として、地域社会にとって真に必要とされる金融機関を目指し、今後もさまざまな支援を実施してまいる所存でございます。

最後に、ご出展いただきます企業様ならびに各団体の皆さま、今回の事業にご協賛・ご後援をいただきました関係各位をはじめ、ご協力を賜りました皆様方に心より御礼を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げて開催のご挨拶とさせていただきます。

皆さまのご来場を心からお待ちいたしております。

令和7年2月

アイオー信用金庫

理事長清水 克美